シベリアの歴史がポーランドと日本を結ぶ

ラドスワフ・ティシュキェヴィチ・ポーランド日本財団会長は、ビャウィストクのシビル記念博物館を訪問しました。同館は、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターとポーランド日本財団の協力のもと、「シベリア――諸民族の牢獄。ポーランドと日本――記憶と連帯の歴史」と題した展覧会を共同で企画・準備しました。2026年8月8日から2027年3月末まで、札幌市民はこの展覧会を鑑賞することができます。本展では、ロシア帝国、そして後のソ連の抑圧体制に巻き込まれた人々の経験を取り上げています。そこには、流刑、強制移送、収監の物語だけでなく、幾世代にもわたって受け継がれてきた記憶の物語も描かれています。
日本での開催にあたり、展覧会の制作者たちは、ポーランドと日本に共通する経験に焦点を当てた追加資料を用意しました。来場者は、北海道やアイヌ文化と深い関わりを持つ研究者ブロニスワフ・ピウスツキの生涯について学ぶことができるほか、ボリシェヴィキ革命とロシア内戦の後、日本の支援によって避難先を得たポーランド人シベリア孤児たちの物語にも触れることができます。札幌は、ビャウィストクで開催された本展の日本巡回の最初の開催地となります。今後数年間にわたり、シベリアの歴史は日本各地の都市でも紹介される予定です。ラドスワフ・ティシュキェヴィチ会長はシビル記念博物館の訪問中、同館館長のヴォイチェフ・シレシンスキ教授と面会し、共同事業や今後のさらなる協力に向けた計画について意見を交わしました。

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