シビル流刑の歴史がポーランドと日本をつなぐ ― サッポロでの展覧会

ポーランド・日本財団のラドスワフ・ティシュキェヴィチ会長は、北海道・札幌を訪問し、「シベリア――諸民族の牢獄。ポーランドと日本――記憶と連帯の歴史」展を視察しました。本展は、札幌の北海道大学総合博物館で開催されています。本プロジェクトは、ポーランド・日本財団、ビャウィストクのシビル記念博物館、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターの協力により実現しました。日本で初めて、ポーランド人のシベリア史を紹介することができたことを、私たちは大変嬉しく思います。本展では、ロシア帝国およびソ連の弾圧体制によって流刑・強制移送・収監された人々の物語を通じて、20世紀ポーランド史における最も悲劇的な章の一つであるシベリアでの経験を伝えています。日本での展示にあたり、ポーランドと日本の歴史における共通の歩みに焦点を当てたパネルも追加されました。来場者は、北海道やアイヌ文化と深い関わりを持つ卓越した研究者ブロニスワフ・ピウスツキについて学ぶことができるほか、ボリシェヴィキ革命とロシア内戦の後、日本の支援によって救われた「シベリア孤児」と呼ばれるポーランド人児童の知られざる歴史にも触れることができます。本展が北海道大学創立150周年という節目の年に開催されていることも、特に大きな意義を持っています。北海道大学総合博物館には年間約30万人が訪れており、ポーランド人のシベリア史を日本の幅広い層に知ってもらう貴重な機会となっています。また、札幌が日本における本展の最初の開催地となり、今後数年間で全国各地の都市や教育・文化機関を巡回することを願っています。 本展は2027年3月末まで開催されています。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

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